|
おまけ。
「ねぇ・・・ナル、初めてじゃないでしょ・・・・」
「何故?」
「何となく」
「疑心暗鬼」
ナルはそう呟いて瞼を降ろしてしまったけど、
覚えたての日本語で誤魔化そうったって、そうはいかないからな。
「男の人は狡いよね、女と違ってウソがつける」
ナルは身動きもしない。
「でもさ、知ってた?」
あたしはナルの上に乗りかかった。
ようやく目を開けたナルは、ものすごく不機嫌だ。
あたしはにっこり笑ってやる。
「男の人って、ウソつくの下手なんだって〜」
嫌そうな顔をしたナルの頬にキスを一つ。 「オヤスミv」
「・・・ああ」 |
|
|