こちらは、『裏の裏5』でございます。
18歳未満の方は、申し訳ありませんがお戻り下さいね><;;;



























それでは、入室前にご確認いたします。
あんまりこういう警告文的なものは好きじゃないのですが、一応。


ナルX麻衣否定派ではないですか?
非プラトニックですが大丈夫ですか?

18歳以上ですか?

嘘を付くのは簡単です。
こんなエセ警告文、無視するのも簡単です。
でも、この先を読まれて嫌な思いをされたとしても、私には何のお詫びもできません。
18歳以下の方には適さないだろうと、私個人が判断しただけです。

URL請求制にしていないのだから、私にも責任はあるのだと思います。
でも、やっぱり自分の行動には責任を持ちましょうね。
私みたいな小娘が言える事じゃないですが、
鼻で笑って下さって構いませんが、
胸を張っていられないような行為は、しちゃいけないのですわ。
自分の自尊心は自分でしか守れませんもの。


黄色信号を無視して走るのは、人間の心理なのかもしれないですが、
そこまでして読む価値はないのですよ・・・・。(滅)



帰りましょうねv

















































あ、書き忘れ。

ナルが荒れてます。
麻衣が泣いてます。
どういう意味かは、きっとおねぇさま方なら分かっていただけると思うので詳しくは書きませんが。(笑)
苦手・・・と思われた方は、爽やかな(?)表の世界へお帰り下さいね。
ここは、暗闇。裏街道でゴザイマス・・・・。

相変わらず拙いですが、少しでも楽しんでいただければ嬉しいですvvv


10/29現在、○○才のニイラケイv(笑)





















































--+--- Love and Hatred --+---


BY ニイラケイ







     
 
「や・・やっ・・ぁ・」
喘ぐ麻衣の声が、静かな部屋に響く。
「やめ・・・ナ・・・ル」
微かな抵抗を示す麻衣に、けれどナルは意に介さず行為を進めていく。

ナルの手が麻衣の白い肌を探る。
滑るように、舐めるように、動く掌に翻弄されていく。
思考には膜が掛かっている。
行為の生々しさに反比例して、ナルの指は優しい。

軽く押さえつけられた手首が痛い。
強くなぶられた胸が痛い。
緊張にこわばる身体を、白い手が解いていく。
解かれるたびに、唇から声が漏れる。

声が漏れるたびに、秘められた場所から溢れているものに、麻衣自身は気が付いていない。
が、勿論、ナルは気が付いている。
気付いていて、敢えてその場所には触れないように愛撫を続けているのだ。

優しいと信じているナルが、
組み敷かれて、己の身体を預けている相手が、
本当は愛情に基づく加虐心と性欲によって突き動かされているのだと、麻衣は気付かない。
自分の痴態をナルが楽しんでいると、彼女は知らない。
自分の身体を、ナルが苛んでいるのも知らない。

無垢なる魂。
そして、その身体。

どうして気が付かないのか、と、ナルは大いに呆れる。
大体からして、所長室で押し倒されて何故ろくに抵抗しない?
隣の部屋にはリンがいる。
応接用のソファには、じきにイレギュラーたちが来るのだろう。
声を漏らすことを制限されて、達することも許されずに、彼女はそれでもナルの攻めに耐えている。

麻衣が間違っているわけではない。
間違っているのは自分だ。
ここは所長室。
論文を書き、メールを送り、電話を受けて、書類を作り、専門書を読む。
そのための場所だ。
解っている。すべて解っていて止められない己を、麻衣のせいにしている。

麻衣が、来なければ良かったのだ。
今日に限って、何故彼女は来たのだろう。
(いや、麻衣はここ最近休まずにバイトに出てきている)
この問いは、根本が間違っている。
麻衣は事務所に居て当然なのだ。
生活費を稼ぐために、働きに来ているのだから。

そう、決して自分に会いに来ているわけではない。



何故、今日に限ってぼーさんたちは遅いのだろう。
何故、リンは資料室から全く(普段なら時折顔を見せるのに)出てこないのだろう。

すべての条件が揃う前に、何故だれも麻衣を止めなかったのか。
何故、だれも僕を止めないのか。


なぜ。







所長室の机は広い。
でも、人間一人が横になれるほど広くはない。
横たえられた身体の節々が痛む。
肩胛骨が痛い。
肩が痛い。
自分の体重にナルの体重が加算されて、更に机が軋む。
投げ出した脚は既に蛍光灯の元に晒されている。
剥ぎ捨てられたブラウスも、下着もスカートも、もう思考の片端にさえ無い。
思うのは、今、ここにある状況のことだけ。
ナルのことだけ。


隠さなきゃいけないのかもしれない。
こんなふうに裸身を晒すのは、あまりに心許なくて、不安で、普段とは比べものにならないくらい恥ずかしい。
事務所で。
隣にはリンさんが居て。
安原さんが、あと暫くすればやってくる。

それでも。
求められるままに差し出すしかできない。
求められることに、愛情を感じてしまう自分を、馬鹿だと
ひとは蔑むのだろうか。
(そこにあるものが、本当に愛情かどうかなんて・・・)
誰にも解らないのに。



突然。
ナルの手が、今まで放ったらかしにされていた場所に伸びた。
あまりに長いあいだ見捨てられていたから、そこは酷く敏感になっていた。
「っん・・あっ!!」
堪えることの出来ない艶めいた声が、甲高い悲鳴にも似た嬌声が上がる。
けれど、それ以上の声は我慢しなければならない。
隣にいるリンに、もし万が一聞こえたら。
麻衣は必死に身体を強張らせた。
その麻衣を見て、ナルは口の端を上げた。



声をあげないように。
   ナルの手が、一糸纏わぬ麻衣の身体を煽る。
声を・・・・。
   堅く閉じていた瞼に、柔らかな、少し冷たい唇の感触。
・・・・駄目・・・。
   堅く閉じていた蕾に、冷たい、指の感触。

「あっ・・・!」
「隣に聞こえるぞ」
冷静さを失うことのない、ナルの声。
ちょっとだけ悔しい。でも、勝てない。
促されるままに、足を開くしかできない。
命じられるままに、体の向きを変え、彼の行為を待つしかできない。
それを愛情だと、信じることしかできない。




カランカラン。
オフィスの扉に付いたベルが、静かな部屋に響いた。
続いて、呼びかける声。
「おはようございます〜」
繋ぎ止める程度にしか残っていなかった理性が、急激に頭を冷やした。
視界の端に時計を映すと、いつも通りに安原が出勤してきたことが解る。
行為に溺れていた麻衣も、安原の声が聞こえたのだろう。
焦ったように起きあがって、衣服を探し、腕をばたつかせた。

それが気に入らなかった。

ナルは、麻衣の唇を素早く奪って、挿し入れていた指を更に深く埋めた。
「んっ!!」
唇を塞がれて、思うように動けない麻衣を、もう一度机に倒し、
素早く片手で手首を押さえると、舌で胸を愛撫した。
先ほどまでとは違い、今度こそ声をあげるわけにいかない麻衣は、
瞳に涙を溜めて、ナルに視線だけで懇願している。

愛撫自体はほんの数十秒だったのだろう、けれど麻衣は意識を霧の中に投じてしまった。
その間にナルは、大して乱れてもいない己の服を正し、
地面に投げ捨ててあった麻衣の衣服を拾い上げると、
彼女を寝かせてあった机の、一番上の抽斗へ放り込んだ。
「ナ・・・ル?」
一連のナルの行動を、微かに戻りかけている意識のもとで眺めていた麻衣が そっとナルの名を呼ぶ。
そんな麻衣に再度くちづけて、ナルは抽斗に鍵を掛けた。
「・・・え?」
かちゃり、という小さな音に、麻衣が反応を示す。
「ちょっ・・・ナル・・・?あの・・・」
洋服は?
小声の問いかけは最後まで紡げなかった。
所長室の扉を叩く音が響いたからだ。




「所長?安原ですが、」
丁寧に声を掛けて、安原は扉の向こうからの返事を待った。


自分よりも先に来ているはずの麻衣の姿が見あたらない。
学校用の鞄はソファに投げ出されているのに、麻衣自身が居ないのだ。
(所長と出掛けた・・・という線も有りだけど)
そんな気の利いたことを考えるような器用な上司ではない。
では、買い物だろうか。
所長室も資料室も、普段通りに静寂としているように見える。
が、もしかしたらまた、あの勝ち気な少女が、皮肉満点の上司と何やら衝突したのではないだろうか。
大喧嘩の末、麻衣が怒って帰ってしまったのでは?

とりあえず、挨拶ついでに問い質すとしよう。
簡単に判断を下すと、彼は扉を叩いたのだ。


「今行きます」
やや遅れて、扉の向こうからくぐもった声が聞こえた。
安原はナルの言葉に従って「はい」と答えてから、ソファの方へ向かう。

ナルが自分から出てくることは少ない。
が、あり得ないことではなかった。
彼は自分のテリトリーを侵されることを嫌う。
今は、誰にも見られずに没頭していたい何かに携わっているのだろう。
暫く後、ナルが所長室から出てくるのを、安原は疑問にも思わずに迎えた。





所長室に取り残された麻衣は、一人所長室のソファの上に固まっていた。
裸の身体を抱えて、何をどうして良いのか解らない。
(さむ・・・・)
先ほどまで感じなかった気温の低さが、持て余した身体にまとわりつく。


安原が声を掛けてきて、ナルはあっさりとこう答えた。
「今行きます」
麻衣は耳を疑った。
今扉を開けたら、安原の目に自分を晒すことになる。
麻衣は声をひそめてナルに詰め寄った。
「ナル、鍵!開けてよ!」
身体を隠すものをすべて奪われて、麻衣は仕方なくソファに置き去りにされていたナルのコートを被った。
「何故?」
「何故じゃない!・・・悪い冗談はやめてよね」
ナルの掌に隠された小さな鍵を奪い取ろうと、麻衣が身をかがめた瞬間、
ナルが麻衣の脚を払った。
「っ・・!!」
悲鳴を上げなかっただけ、彼女は偉かった。
が、それさえもナルの思うつぼだ。
地面に倒れ込んだ麻衣に、背後から覆い被さるようにしてナルが囁いた。
「静かにしてるんだな」



細く開けた扉からナルが出ていくのを、麻衣は隠れたソファの影から見ているしかできなかった。
 
     






はーいv
自称清純派、お子さまニイラケイですっ★☆ (知人からは一部否定の声が・・・)
何だってこんな展開になったのか、とか、
ちょっとそれは違うだろ、とか思われても、
どうぞ、その広い御心で許してやって下さい・・・。
一生懸命書いたんです。親の目を盗んで、弟の目を盗んで、祖父母の目を盗んで。←オイ。
(うちのパソはリビングに設置されてます。しかもテレビの横だから、ディスプレイ丸見え)

何ちゅーか、あれですね。
あんまり18禁っぽくないですよね。
本当は15禁ぐらいだろうと思ったんですが、普段から「判断誤ってる」と言われるので、
ちょっとだけ吊り上げてみました。
15禁でも良いんじゃない?という意見が多かったら考えようかな、と思ってますが、
この小説読んで感想って、何を書くことがあるのか・・・。

いつも思うのですが、その文章の長さに関わらず、感想を下さる方は本当にすごいですね。
私、感想ってめちゃめちゃ苦手なので、小説を読んで感激しても、
沢山思うことがあっても、ほんとにろくでもない感想しか書けないから、
読んだ小説の感想は、大概、書いたご本人じゃなくて身近な友人にぶちまけてます。(死滅)
感想を貰えると嬉しい、と言う気持ちは勿論私も同じなので解るのですが、
じゃあいざ感想を、となるとこれがまたなかなか進まないのですよね・・・。

全然小説に関係ない後書きだな。
まあいいや。
私は文章が苦手なのですよ。ほんとに。
書くのも読むのも大好きなんですが、それで何かを表現するのは難しいです><><;;;